BMW M5 Competitionに、遮熱フィルムを全面施工させていただきました。
今回のご相談は、日差しによる暑さを軽減したいということと、リア周りのプライバシー性を高めたいというもの。
フロントガラス、フロントドア、リア一式に、それぞれのガラスに合わせた遮熱フィルムを施工しました。
使用したウィンドウフィルム
今回使用したフィルムは、すべてWINCOSシリーズです。
・フロントガラス:WINCOS Clear series IR-85HD
・フロントドア:WINCOS Clear series IR-90HD
・リア一式:WINCOS Premium series HCD-03G
フロントガラスとフロントドアには透明遮熱フィルム、リア一式には濃色タイプの高遮熱スモークフィルムを使用しています。
同じ車両でも、ガラスの位置や純正ガラスの可視光線透過率によって、施工できるフィルムは異なります。
そのため、カタログ上のフィルム性能だけで判断するのではなく、実際の車両でガラスの数値を確認することが大切です。
新潟の夏は輸入車でも日差しの暑さが気になる
新潟は雪国という印象が強い地域ですが、夏場は気温と湿度が高く、車内では日差しによるジリジリとした暑さを感じることがあります。
特に新潟バイパスや高速道路などを長時間走行すると、フロントガラスや運転席・助手席のガラスから入り込む日差しが気になりやすくなります。
輸入車はボディ剛性や走行性能、内装の質感などに優れた車種が多い一方で、乗り換えてから、
「以前の車より腕が熱く感じる」
「フロントガラスからの日差しが気になる」
とご相談いただくこともあります。
透明遮熱フィルムは、見た目を大きく変えるものではありませんが、運転中に感じる日差しのジリジリ感を軽減する方法のひとつです。
日本のフロント周りには透明遮熱フィルムを施工
国や地域によっては、フロント周りにスモークフィルムやミラータイプのフィルムを施工している車両も見られます。
色の濃いフィルムや反射層を持つフィルムには、高い遮熱性能を備えた製品もありますが、日本ではフロント周りへ自由に施工できるわけではありません。
日本の保安基準では、フロントガラス、運転席および助手席の窓ガラスは、フィルムを貼り付けた状態で可視光線透過率70%以上を確保する必要があります。
そのため、国内でフロント周りの暑さ対策を行う場合は、基本的に透明タイプの遮熱フィルムが選択肢になります。
ただし、透明フィルムであれば、どの車にも問題なく施工できるというわけではありません。
もともとのガラスの透過率や個体差、フィルムとの組み合わせによっては、透明フィルムを貼った場合でも基準となる数値を下回る可能性があります。
特に輸入車は、純正状態でもフロントドアガラスの可視光線透過率に余裕が少ない車両があります。
保安基準に適合しない状態を避けるためにも、当店ではフィルムの種類だけで判断せず、施工前後の可視光線透過率の測定と確認を重視しています。
※施工の可否は、車種名だけでは判断できません。同じ車種でも年式、ガラスの仕様、個体差などによって測定数値が異なる場合があります。
フロントガラスとフロントドアでフィルムを使い分け
今回はフロントガラスにIR-85HD、フロントドアにIR-90HDを施工しました。
同じ透明遮熱フィルムでも、製品によって遮熱性能や可視光線透過率が異なります。
一般的には遮熱性能の高いフィルムを選びたくなりますが、フロント周りでは、施工後も保安基準に必要な数値を確保できることが前提です。
そのため今回は、各ガラスの測定結果を踏まえてフィルムを使い分けています。
フロントガラスには、より遮熱性能を重視したIR-85HD。
フロントドアには、可視光線透過率とのバランスを考慮してIR-90HDを選択しました。
全面に同じフィルムを貼るのではなく、それぞれのガラスに合わせて、施工可能な範囲で遮熱性能を高めることがポイントです。
リア一式には濃色タイプのHCD-03G
リア一式には、WINCOS Premium series HCD-03Gを施工しました。
HCD-03Gは、車内を見えにくくしやすい濃色タイプの高遮熱スモークフィルムです。
後席のプライバシーを高めたい方や、車内に載せている荷物を外から見えにくくしたい方にも選ばれています。
今回のM5 Competitionはブラックのボディということもあり、リアガラスを濃くすることで、ボディとの一体感がさらに高まりました。
ブラックのボディと濃いガラスに、赤いブレーキキャリパーがアクセントとして映え、M5らしいスポーティーで迫力のある印象がより際立っています。
なお、濃色フィルムはプライバシー性を高めやすい反面、夜間や暗い場所では車内から外が暗く見えます。
濃さを選ぶ際は、外からの見えにくさだけでなく、普段走行する時間帯や夜間の後方視界も含めて検討することが大切です。
M5とM5 Competitionは何が違う?
ここで少し車両についてのお話を。
BMW M5は、5シリーズの快適性や実用性を持ちながら、BMW Mによる高性能なエンジンや足回りを備えたハイパフォーマンスセダンです。
M5 Competitionは、そのM5をベースに、エンジンや足回りなどを、よりスポーツ走行に向けて仕立てたモデルです。
ブラック仕上げのエクステリアパーツが採用されるなど、通常のM5よりも精悍な印象が強められているのも特徴。
今回の濃色フィルムは、そうしたM5 Competitionのブラックパーツとも相性が良く、車両本来の雰囲気をさらに引き締めてくれました。
普段使いのできる高級セダンでありながら、アクセルを踏めば一気に表情が変わる。
快適性と高い走行性能を両立しているところも、M5 Competitionの大きな魅力ではないでしょうか。
輸入車の遮熱フィルム施工は測定が重要です
輸入車のフロント周りへ遮熱フィルムを施工する場合、フィルムの商品名やカタログ数値だけで施工可否を判断することはできません。
同じ透明フィルムを使用しても、貼り付けるガラスによって施工後の可視光線透過率は変わります。
当店では、可能な限り遮熱性能を確保しながら、保安基準に適合しない状態にならないよう、実車の測定結果をもとにフィルムをご提案しています。
「輸入車のフロントにも遮熱フィルムを貼りたい」
「自分の車に施工できるか確認したい」
「リアを濃くして車内を見えにくくしたい」
「暑さ対策と見た目の両方にこだわりたい」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
フィルムサンプルや測定結果をご確認いただきながら、車両の状態とご希望に合わせてご案内いたします。
この度は、大切なBMW M5 Competitionの施工をお任せいただき、ありがとうございました。