輸入車オーナー様からご相談の多い「日差し対策」。
特にMINIのようにドアガラス面積が広い車両では、夏場のジリジリとした日差しや、
西日・斜めから差し込む直射光が気になるという声をよくいただきます。
今回は、
フロントは透明遮熱フィルム、
後方は遮熱スモークフィルム
という、実用性と見た目のバランスを重視した内容で施工を行いました。
施工車両
MINI・COOPER 3-DOOR(F56)
レゾリュートエディション
(レベルグリーン × ペッパーホワイト)
■ 使用フィルム
・フロントドア:WINCOS IR-85HD
・後部席ガラス:WINCOS GY-15IR(透過率15%)
フロントドア|透明感を保ったまま、しっかり遮熱
フロントドアには、
WINCOS IR-85HD を施工しました。
IR-85HDは、透明遮熱フィルムの中でも
遮熱性能が非常に優秀なモデルです。
「透明フィルムは効果が控えめ」という印象を持たれることもありますが、
IR-85HDはドアガラス越しに伝わる
ジリジリとした赤外線をしっかり抑制してくれます。
今回のMINIは、もともとのドアガラス透過率に余裕があったため、
より遮熱性能を重視したフィルム選択が可能でした。
✔ 視界を変えずに日差し対策をしたい
✔ 輸入車らしいガラスの雰囲気を残したい
✔ エアコンの効きを少しでも良くしたい
こうした要望をお持ちの方には、
IR-85HDは非常に相性の良いフィルムです。
▼写真:ドア施工後
▼画像:透明でもしっかり遮熱
後部席ガラス|濃すぎない遮熱スモークという選択
後部席ガラスには、
WINCOS GY-15IR(透過率15%) を施工しました。
透明ガラスに施工しても、
暗くなりすぎず、それでいて外からの視線を和らげてくれる、
バランスの取れた濃さが特長です。
レゾリュートエディションの
レベルグリーン × ペッパーホワイトのボディカラーにも自然に馴染み、
後付け感のない仕上がりとなりました。
「スモークは気になるけれど、真っ黒にはしたくない」
そんな輸入車オーナー様にも選ばれやすいフィルムです。
▼写真:リアサイド施工後
▼写真:リアガラス
透明遮熱フィルムは、事前確認がとても重要です
IR-85HDは非常に性能の高い透明遮熱フィルムですが、
すべての車両・すべてのガラスに施工できるわけではありません。
車種や年式、ガラスの個体差によっては、
施工後に保安基準(可視光線透過率)を下回ってしまう場合があります。
そのため当店では、
施工前に必ず透過率を測定し、
車両ごとに適したフィルムをご提案しています。
✔ ガラス透過率に余裕があればIR-85HDを検討
✔ 条件が厳しい場合は別の透明遮熱フィルムを選択
✔ 無理な施工は行わない
こうした判断を大切にしながら施工を行っています。
ご依頼のきっかけについて
今回のオーナー様は、施工内容を検討するにあたり、
複数の店舗を比較されていたそうです。
その中で、当店のSNSでの施工事例や発信内容、
そしてお問い合わせ時のやり取りを通して、
施工の考え方や対応の雰囲気が伝わったことが、
ご依頼の決め手の一つになったとお話しくださいました。
不定期な更新ではありますが、
一台一台の施工内容やフィルム選びの理由を、
できるだけ分かりやすくお伝えしてきたことが、
今回のご縁につながったのであれば嬉しく思います。
施工を終えて
今回のMINI・COOPER 3-DOOR(F56)は、
フロントは透明感を保ったまま遮熱性能を重視し、
後方はプライバシーと見た目のバランスを意識した施工内容となりました。
IR-85HDのような高性能な透明遮熱フィルムは、
ガラスの透過率に余裕がある場合、快適性を大きく引き上げてくれます。
一方で、車種やガラスの状態によっては施工できないケースもあるため、
事前の透過率測定とフィルム選定が重要です。
当店では、車両ごとの状態を確認したうえで、
見た目・快適性・保安基準のバランスを崩さない施工を心がけています。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。