· 

良くあるお問い合わせ【ラッピングフィルム編②】

新潟 カーラッピング 良くあるお問合せ

 

前回の①では、ラッピングフィルム施工時に気をつけたいポイントをご紹介しました。

今回は、お問い合わせの多い「耐久性」について触れていきます。

 

(※前回の記事はこちら → 良くあるお問い合せ【ラッピングフィルム編①】

塩ビ(塩化ビニール)ラッピングフィルムの耐候性について

 

現在の主流である塩ビラッピングフィルム。

有名メーカー品でも、一般的に言われる耐候年数は約3年ほどです。

 

特に重要なのが「再剥離性(きれいに剥がせる期間)」の考え方です。

 

・垂直面(ドア/リアゲートなど):約3年

・平面(ルーフ/ボンネットなど):約1年

 

平面は紫外線や熱を直接受けるため、劣化が早くなりやすい傾向があります。

美観耐久性はさらに短いこともあります

新潟 カーラッピング 良くあるお問合せ 雨染み

 

・雨染み

・洗車キズ

・飛び石キズの蓄積

 

こういった影響が出てくると、塗装と違い磨いて回復することが難しいため、

フィルム本来の色味が損なわれてしまう場合があります。

 

また、

 

・屋外保管

・海沿いでの使用

・高速走行の多さ

・メンテナンス頻度

 

これらの環境条件によって、耐久性が大きく左右されます。

 

特に濃色グロス系はキズ・汚れが見えやすく取り扱いが難しい素材です。

フィルムの耐候年数を過ぎたら?

 

耐候年数を過ぎたからといって、

すぐに剥がれてくるわけではありません。

 

保管環境が良ければそのまま貼り続けても問題ないケースもあります。

ただし、長期間のカラーチェンジを前提とするのであれば、

メンテナンス性を考えると塗装が有利になります。

 

もちろん、コストやリース車両といった事情により、どちらが良いかは使い方次第です。

当店としてのご提案

 

こういった特性を踏まえ、当店では

 

・短期間楽しんで剥がす

・リース車など塗装に制限がある場合

 

といった目的に向いていると考えています。

 

そのため広範囲のラッピングは、積極的にはおすすめしていません。

 

代わりにおすすめなのは、部分施工です。

 

・ウィンドウモール(メッキ部分)のブラックアウト

・ルーフ/ボンネットのみ施工

・ワンポイントのアクセント

 

リスクを抑えつつ、印象を大きく変えられる使い方が可能です。

 

新潟 カーラッピング 良くあるお問合せ 施工例

次世代素材「TPUカラーフィルム」に期待

新潟 カーラッピング 良くあるお問合せ カラープロテクションフィルム

 

近年では、プロテクションフィルムと同じTPU(ポリウレタン)素材の

カラーフィルムも増えてきています。

 

【TPUのメリット】

 

・汚れに強い

・塩ビより耐久性が高いものが多い

・自己修復機能で細かな傷が消える

 

まだ施工方法やコスト面に課題はありますが、

改善されれば当店からも積極的にご案内していきたい素材です。

まとめ

 

ラッピングは気軽に見た目を変えられる一方で、

塩ビ素材は「永続的ではない」という理解が大切です。

 

お客様一人ひとりのお車の使用環境に合わせ、

最適なご提案をさせていただきますので、

気になる方はお気軽にご相談ください。

 

 

公式Lineから簡単なお見積りやご来店予約ができます♪

お急ぎの方はお電話にて。

☎ 025-283-6390

 

Detail-1 公式LINE 登録

カーフィルム専門店 Detail-1 〒950-0992 新潟県新潟市中央区上所上3-6-16

営業時間 9:00~18:00  定休日 ※水曜日、日曜日、祝日

TEL:025-283-6390